男子大学生の日常

男子大学生の雑記ブログです

アメリカ福音自由教会のサイトがとても役立つ件

私が所属する福音自由教会の公式見解を知りたいと以前から思っていたのだが、やっと役に立つ信頼できる情報を見つけた。

それはアメリカ福音自由教会(EFCA)のサイトである。Theological FAQ、Statement of Faith、Distinctives等が特に参考になる。

宇宙観や幼児洗礼などの伝統的な事項から同性愛などの現代的な事項まで、しっかり説明されている。

ここでは、これらの神学的妥当性については議論しない。少なくとも、公式見解を明確に表していることはとても重要だ。

 

それに比べ、日本福音自由教会のサイトは質素すぎる。

確かに、福音自由教会の基本的考え方や信仰箇条は載せてあるが、少ない。

私の経験上、多くのノンクリスチャンが気にしているのは(そこで信仰に至る道を閉ざしているのは)、もっと周縁的、世俗的なテーマだ。つまり、進化論やLGBTQ等のテーマだ。

そういった論争的なテーマについて、明確な見解を示していないのは不親切だと思う。大半のノンクリスチャンは信仰するメリットを何も感じていないのだから、自分で聖書の中身を確かめるコストを払おうとするわけがない。

であれば、どのような立場を取っているのかくらいは、明言すべきだ。もちろん信仰箇条などのほうが中核的で重要なので、周縁的なことについてはFAQでも良いと思うし、EFCAのようにレポートを載せるのはもっと良い。

 

HP以外でも、これまで21年間生きてきて、進化論やセクシャリティ、聖書考古学、自由意思等の論争的な問題について、まともな説明を聞いたことがない。「信仰の基盤を揺るがすようなテーマについては思考させないでおくのが最善」といった考え方でも広まっているのだろうか(これはあまりに侮辱しているので反省するが、そのくらい穿った見方をするクリスチャンも出てきてしまうということだ)。

それは信仰ではなくて盲信を助長することになる。

教会には、聖書と流言の内容を整理し、互いの共通点と相違点を指摘し、相違点についてはどのような根拠で聖書が正しいのか説明し、流言を論破する責任がある。

その努力は神が求めておられることであり、絶対に伝道に繋がる。