映画レビュー:『女神の見えざる手』(2016)
〇感想 5点/5
いやあ面白い!!
たくさんの魅力の詰まった映画でした。これだけ興奮したのは久しぶり。
政治劇というだけで面白く、駆け引き・ゲーム感がまず醍醐味としてあります。
しかしそれだけではなくて、一人一人のキャラクターが立っていて、ヒューマンドラマとしても良いですね。主人公は仕事観や人生観で特異なキャラクターであり、コール=クラヴィッツ&ウォーターマン社の部下、ピーターソン=ワイアットのCEO、チームの一員エズメ、エスコートサービスの男、弁護士、他にもたくさんいます。
また、ビジネス、政界、アカデミア等の様々なシーンで「アメリカらしさ」が全開でした(実際どれくらいアメリカの実態を反映しているのかは知らんけど)。
また、主演のジェシカ・チャステインのファンになっちゃいました。ゼロダークサーティも好きでしたが、やはり「骨のある女性」「できる女性」の演技がとてもうまい!
細かい考察はしません(ネタバレになると面白さ半減なので)。全てではないですが、重要な点はこのサイトの考察が参考になります。
完全に全貌を明らかにしていないので、視聴者が映画を見終わった後まだまだ議論できるようになっています。